こんにちは！ミルミルです。
夫が病気になったのをキッカケにブログを始めることにしました。
この病気の事を一人でも多くの方に知っていただけたらと思います。
夫について
30代のバスの運転士
性格は真面目で温厚
運転士になって約5年
【仕事について】
バス運転士は走っている路線によって全然様子が異なりますが郊外の路線は比較的”のんびり”しています。
ただその分、一往復の距離が”長め”です。
一方、夫は市内の路線を走っている為、一往復は郊外に比べて短めですが、常に時間との勝負という状況です。
さらに市内は利用客が多く、交通渋滞も多いため、精神的にストレスを感じやすい環境です。
バスが遅れていることに対して運転士にクレームを言う方も多いようです。
バスが遅れているのは運転士の責任というより、交通渋滞が原因であったり、ご年配の方、身体に障害を持った方、お子様連れの方々の乗降車にお時間がかかってしまったりという事も要因の一つなのですが、その事を理解されずに全て運転士が悪いと言わんばかりにクレームを言われるため、夫は精神的に辟易していました。
ハードなシフト勤務
またシフトもかなりハードです。
前日深夜0時過ぎまで仕事して帰ってきて、次の日が始発便で4時起きと言うことも多々あります。
寝る時間は、ほとんどありません。
遅刻できないので、常に神経が張りつめている状態です。
そして勤務中も、バスが遅れれば十分な休憩時間が取れずに走りっぱなしになります。
そんなハードなシフトとハードな運行スケジュール、理解のないお客様からのクレームなどが重なり、とうとう夫は精神を病んでしまいました・・・。
青白い顔の夫
2020年10月中旬。
青白い顔で帰宅した夫。
消え入るような声で、
「死にたい」
本当に危険な状態だと感じ、とても怖くなりました。
すぐさま、近くで評判の良い診療内科を検索。
翌日夫を連れて、心療内科へ。
診断結果は
『うつ状態、3ヶ月の休職を要する』
夫は、翌日から休職することになりました。
ただ、この時の私はまだ知りませんでした。
夫は「うつ状態」だけではないと・・・。
休職は3ヶ月では済みませんでした。
夫は双極性障害
双極性障害とは、躁うつ病とも言われていますが、うつ病とは違います。
一見躁状態は、元気に見えて病気が治ったように見えがちです。
実際は、社会的信用を失墜させるような行動や言動を起こします。
そして私も夫の本当の病名が分かるまでに、５ヶ月かかることになります。
その間、数々の問題行動に遭遇することになります。
夫が別人のように変わっていく姿を見るのは本当に苦しかったです。
その事件について今後記事にしていくので、ぜひご覧になっていただけると嬉しいです。
本当にうつ病ですか？
うつ病と診断されている方の中にも、実は双極性障害だったという方は多いそうです。
心療内科に来る時は、うつ状態の時が多い為、医師も気づけないそうです。
何年もうつ病の治療をしていて、一向に良くならない方は、下記の症状はありませんか？
また、身近な方にこのような症状の方はいませんか？
・睡眠時間が少なくても平気になる、寝なくても元気で活動を続けられる
・人の意見に耳を貸さない
・一方的に話し続ける
・次々にアイデアが出てくるが、最後までやり遂げることができない
・根拠のない自信に満ちあふれ、他人を見下す
・イライラしている事が多くなり、攻撃的な言動が増える
・買い物やギャンブルに莫大な金額をつぎ込む等の散財行動
・人見知りだった人が、初対面の人にやたらと声をかける
・堅実だった人が、性的に奔放になる（パートナー以外との関係を持ってしまう）
夫は全て当てはまりました。
もし心辺りがあれば、一度”双極性障害”を疑ったほうが良いと思います。
どんな病気も”早めの治療が肝心”です。
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