夫の双極性障害と向き合いながら島根旅行:足立美術館の日本庭園で癒しのひと時

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こんにちは!ミルミルです。
今回は夫と行った島根旅行の内容を記事にしました!素敵な旅行写真をたくさん載せています!ぜひ最後まで見ていってくださいね♡

うちの夫は双極性障害なのですが、ここへ行く前に実は夫と一悶着ありました。

双極性障害の夫についてコチラの過去記事もご覧くださいね☆
chocokuro01.hatenablog.com

美術館へ行きたい


美術館へ行く2日ほど前の事。

夫が突然

『美術館へ行きたい』

と言い出しました。

私は

(あまりお金のかかる事はしたくないなぁ…)

と思いつつ、一方で

(買い物でお金を使われるよりは、芸術に触れる方が、まだ心身へ良い影響を及ぼしてくれるかな)

と思いOKしました。

そもそもこの時点では、市内の美術館へ行くのだと思っていました。

夫から

足立美術館へ行こう!!」

と言われた時は、愕然としました。

なぜなら、


"足立美術館"は県外で、我が家から車で3時間ぐらいかかる場所にあります。

高速道路を使って行くような場所なので、交通費もかかります。



夫が作った借金で、いつ破産してもおかしくないような我が家。

夫の両親の支えで、かろうじて生活できているような状況です。

私は、節約生活をしながら収入を増やす為にWワークもしています。


それなのに・・・


夫は全く節約しようとしない!!


とても虚しくなりました。

これが、双極性障害という病気の恐ろしい所です。

金銭感覚がおかしくなっているので、いくら節約を訴えても全く伝わりません。

あまりに言いすぎると、イライラし始めて最後にはキレてしまいます。

キレられるとさすがに手に負えないので、最終的に私が折れることになります。

そして今回もそうでした。


芸術の力

そんな複雑な想いを抱えて行った足立美術館

最初は、心がモヤモヤしてあまり楽しめませんでした(笑)

ただ、芸術は凄いですね!

"庭園日本一"と言われるだけあり、とても綺麗な場所でした!!



しばらく庭園や日本画を観ていると、少しずつ心が晴れていき、最終的には、しっかり芸術を堪能することができました!


これが芸術の力なのでしょうか?




帰り際に小腹が空いたので島根和牛ライスバーガーを購入。


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美味しかったです。
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温泉街散策

島根まで来たので、玉造温泉で日帰り入浴をしようと計画をしていました。

玉造温泉は、美肌の湯と言われています。

1300年前の奈良時代に発見と伝えられ、豊かな効能が『出雲風土記』にも記されているそうです。

『ひとたび濯げば形容端正しく』= 一度入れば、肌美しく、
『再び俗すれば病悉に除こる。』= 二度入れば、病も治る。

と言われており、成分である、硫酸塩・塩化物温泉の2つの効能に含まれる成分が硬くなった肌や、幹部を動きやすくする効果があるそうです!

楽しみにしながら、いざ向かうと・・・

悲しいことに受付の時間が終了していました。



仕方なく温泉街を散策することに。





橋に大きな勾玉のオブジェが埋め込まれていました。



せっかくなので、最後は足湯で旅の疲れを癒やすことに。



ただ、この足湯が熱くてなかなか足を浸けることができませんでした(笑)

少しずつ慣らしてようやく足を浸ける事ができました!




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障害者手帳豆知識

夫は障害者手帳を持っているので、美術館入館料が割引になります。ちなみに介助者である私も割引が適用されたのはビックリでした。

【割引内容】
入館料(50%割引)
大人 2,300円→1,150円
大学生 1,800円→900円
高校生 1,000円→500円
小・中生 500円→250円
■各1種・重度(A)相当・1級の方は介護者の方1名も5割引です。
■チケット売り場で障害者手帳等を提示してください。

www.adachi-museum.or.jp

ちなみに健常者の中には、割引をうらやましく思う方もいらっしゃるかもしれないですね。
実は以前の私はそのように感じていました。

ただ、夫がこういう状況になって初めてこのサービスの必要性を感じました。

障害の程度にもよりますが、”障害があることで仕事が出来ない””仕事をしても賃金が少ない所でしか働けない”といった場合があるので収入減になる方が多いのが現状です。


少ない収入の中で、病院代、食費、光熱費等の支払いがあるので、経済的にかなり苦しい状況に追い込まれる方が多いと思われます。

そのため、障害者への配慮として、交通機関の割引、遊園地や映画館などの割引制度が設けられているのです。

我が家も本当に生活が苦しいので、このようなサービスは本当に有り難く思いました。


夫の病気のことで悲観することも多い毎日ですが、たまの気晴らしにこういう旅行もありだと思いました。

なるべく近場がいいですけどね☺️




今日も最後まで見てくださってありがとうございました!
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