うつ病かも?夫が『死にたい』と泣いた夜。心療内科を受診するまでの記録
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≪この記事はこんな方におすすめ≫
・最近、夫の様子がなんとなくおかしいと感じている方
・夫が急に無口になったり、逆にテンションが高すぎたりと、以前とは明らかに様子が違うと感じている方
・「うつ病なのかな?」と思いながらも、確信が持てず対応に悩んでいる方
はじめまして。このサイトでは、双極性障害の夫と暮らす私の日々を、リアルに綴っていきます。診断がついたときの戸惑い、日常に潜むちょっとした工夫や、どうしようもない気持ちになる夜。でもその中に、笑ったこと、支えあった瞬間もちゃんとある。そんな“夫婦の記録”を、同じように悩んでいる誰かの心に届けたくて、書きはじめました。「自分だけじゃない」と思ってもらえたら嬉しいです。
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うつ病かも?ある夜、夫が「もう死にたい」とつぶやいた
2020年10月下旬のある夜。
夫はその日も、夜遅くに帰宅しました。
いつもよりずっと静かに、玄関のドアが開く音がしました。
顔を見た瞬間、ただならぬ様子だと気づきました。
顔色は青白く、目はどこを見ているかわからないほど虚ろで、感情が抜け落ちたような表情。まるで、目の前の世界に心がついてきていないような印象でした。
夫は一言も発さず、リビングのソファにゆっくり腰を下ろしました。
私はどう声をかけたらいいかわからなくて、少し距離を取って黙って様子を見ていました。
沈黙が続いたあと、ぽつりと、夫がつぶやきました。
「……もう死にたい」
その言葉を聞いた瞬間、全身が冷たくなるのを感じました。
心臓が一気にぎゅっと縮まるような、背中を風が通り抜けたような。
こんなに静かな一言に、こんなにも重さがあるなんて。
今にも自殺しそうな夫を変えた私の一言
その場の空気は重く、夫の発した一言が、空間ごと凍らせたように感じました。
これはただの弱音ではない、そう直感しました。
このままにしていたら危険だ!
なんとかしないと!!
私は頭の中が一瞬真っ白になりながらも、何か行動を起こさなくてはと気を取り直しました。
そして、咄嗟に出た言葉は、
「死ぬのはいつでもできるから、まずは話を聞かせて」
自分でも、どうしてそう言えたのかはよくわかりません。
夫はその言葉に少しだけ反応し、少しずつ話しはじめてくれました。
職場でのこと、抱えていたプレッシャー、眠れない夜……
感情があふれたのか、夫の目からはぽろぽろと涙がこぼれていました。
そしてその姿を見ていた私も、自然と涙がこぼれていました。
「なんでMが泣くん?」
「あなたが居なくなるかもしれないと思ったら、自然と涙が・・・」
と答えると、それまで、死ぬことしか考えていなかった夫が、私の涙を見て我に返ったようでした。
夫はうつ病かも?心療内科に行く必要性を感じた夜
私は、夫の話をひとつひとつ受け止めながら、同時に心の中でこう思っていました。
「これは、私ひとりで支えきれるものじゃない」
「もしかしたら、うつ病かもしれない」
そのときにはまだ診断もなかったし、知識も不十分でした。
けれど、「心療内科に行く必要がある」と、この時は強く思いました。
一通り夫の話を聞いたあと
「明日、一緒に心療内科に行ってみよう。」
「うん、、、わかった。」
夫は素直に頷いてくれました。
次回の記事では、このあと私たちがどのように心療内科を探し、受診から夫の休職へと至ったのかを詳しく綴ります。うつ病や双極性障害など、精神疾患の家族を支えるには、ひとりでは到底耐えられません。早い段階でまわりに助けを求めることが重要です。もしあなたやあなたの大切な人が似たような経験しているなら、どうか一人で抱え込まず早めに医療機関とつながることをおすすめします。
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